2013/05/19

Redmineいれてみた。

BitNamiという愉快なサイトがあってですね →http://bitnami.com/
WordpressPloneといった、サーバにのせてみんなで使う系のappが、パッケージ化されてたくさん用意されています。
眺めていてなんかいろいろ楽しそうだなーという思いがフツフツと湧き出てきたので、
ひとつ入れてみました。

当初は「Open Atrium」というコラボレーションツールにしようかと思ったのですが、
「いやいや、まずは有名どころにしとこうか」と日和って、
Redmineを入れてみました。
オープンソースのプロジェクト管理ウェアとして、けっこういろんなところで名前を聞く気がします。
(日本語解説サイトはこちら→ http://redmine.jp
 unofficialと書いてあるものの、読む側からしたらほぼオフィシャル気分です)

というわけで今回は、
RedmineのBitNamiパッケージを入れてみたよというお話し。


以下、ざっくりとこのような流れになってます▼
【インストール】→【テーマを入れる】→【プラグイン「backlogs」を入れようとする】→【あきらめる(ぁ】



ちなみにインストール環境はこのような。

  • redmine-2.3.1-1
  • OSX 10.6.8

なんでLionやMLじゃないねん (いはむやwinやLinuxをや) というのは置いておいて……


【インストール】
まずはbitnamiさんからインストーラをDLします。
http://bitnami.com/stack/redmine/installer
今回は、OSXのリストの一番上のやつを選択。

DL時とかいずれかのタイミングでOpenID的なのでログインを求められると思いますが、
適当にお持ちのGmailなどのアカウントを使ってログインしてください。

DLしてきました。
早速インストーラを起動してインストールを始めます。
言語の選択。
日本語を選びます。 
 インストーラが起動

コンポーネントの選択。
まあやることないんですけど、Redmineはともかく上の項目は……?
 インストールフォルダを選択します。無難にアプリケーションフォルダを指定。
管理者アカウントの作成。
の管理者アカウントを作成します」がパンチ効いてます。
そのままでええやん、と進もうとすると、しかられます。
さすがにパスワード入れないのはまずいですよね〜はは

 また言語の指定。
今度はDBについての設定ですね。

 うおおおおお
なにをどうしろと
なにもせずに次へ……。
なんか…気持ち悪いですけどね……。


最後に。
あ、クラウドホスティングでアプリケーション使えたんですね!
気になるは気になるので、チェックを入れたまま進みます。


「(こっちは)インストールする準備ができたぜ(お前はどうなんだ?)」
と問われます。
覚悟が完了したら「次へ」をクリック。
 ゆっくりと厳かにインストールが始まります。
ここまで、ポチポチ押しただけなので所要時間5分もかかりません。

インストール開始と同時に、
ブラウザが開いてクラウドホスティングについてのページへジャンプ。
なんかいろいろなサービスをクラウドホスティング下で使えるようです。
興味津々。

一方、奴はずっとファイルを展開中。。。
 ちょっと飽きたので、
クラウドホスティングとやらをせむとて、くりっくするなり。
なんかいきなりサーバつくられはじめた!
すると、ワンクリックでホスティングサーバが立ち上げられ始めたので、
(OpenIDっぽいログインはありましたが。)


ようし!じゃあどっちが早く準備完了するか
競走だ!
……

…はい、準備完了
クラウドホスティング側、2分とかからず準備を整えてくださいましたー

…。

どうしても自前でコチャコチャいじりたい!!
っていうのでなければ、ほんとクラウドホスティングだけでいいですね。
と思いました。

←一足先に使えるようになったクラウド上のRedmine



※あとで気づいたのですが、ここで立ち上げたクラウド上のRedmineは「1時間限定」のDemo Server上のものだったようです(汗
そしてさきほどOpenIDにてログインしていたわけですが、DemoServerの立ち上げは、アカウントに付き十回までだそうで、ほんとにお試しという感じみたいです。

なお恒久的にクラウドを立てようと思ったら、Amazonなんちゃらに登録しておく必要があるみたいです(未確認(わらい



時間かかってたのはこれ?かな?
MySQLの初期化には数分かかることがあるらしい、とのことです。ふむ。
いや、時間かかるといっても、目立って遅かったわけではないですけどね。

インストールのとどめ。標準インストーラ外でgemsさんをインストール。

あがりー
「Redmine アプリケーション起動」にチェックを入れて、インストーラを終了します。
ありゃ!?ブラウザ上で動くと思ったけどアプリケーションなの?
と一瞬色めき立ちますが

 その後立ち上がるのは、やっぱりブラウザ。

どういうことかというと、アプリケーションフォルダに、
redmine管理用のManagerアプリケーションがインストールされてるんですね。
redmine自体はブラウザから使いますが、redmineに関わるざまざまな管理を、このアプリケーション上で行ないます。





←マネージャを起動したところ。
「Go To Application(=この場合はRedmineのURLを開く)」
とかいろいろあります。

なんでこんなマネージャが必要かというと、Redmineのようなwebサービスを動かすためには、関連するサーバーアプリケーションが起動している必要があるためです。



redmineを動かす3つの柱
redmineの場合、具体的にはMySQL、Apache、subversionの三つで、それらの起動・終了をマネージャから行なうことができます。
例えばマシンを再起動した場合、特に設定していなければこれらのサーバアプリケーションは動いていませんが、その状態でも、マネージャの「Go To Application」をクリックすると、
まずそれらを起動してから、redmineを開いてくれます。


マシン起動したてのときにGo To Applicationを押したところ
サービススタート中。。。

ちなみにマネージャアプリケーションを閉じるときには、「閉じても大丈夫?」的なことを聞かれます。
一瞬「え、これ閉じたらredmine終了するの?」と思ってひるんでしまうんですが、閉じても大丈夫。引き続きredmine使えます。



【テーマを変えてみる】

この手のアレを入れた後で最も楽しいのは、カスタマイズかと思います。
そしてカスタマイズに疲れて満足して以下略
……という景色が見えないでもないですが、一応プロジェクト管理で猛威を振るうredmineさんですから、入れようと思った時点で必要に迫られている訳ですし、入れて使わないケースはあんまりないと思いますがはてさて

公式のテーマリストからテーマを探して、DLしてきます。
http://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/Theme_List



←テーマは、こちらに入れます。
公式ドキュメントを素直に読むと「./public/themes」に入れろと書いてあるのですが、OSXで「public」フォルダといえばユーザの「パブリック」なんじゃないかとかあーだこーだとか、そういうことじゃなくて、redmineにとってのpublicフォルダです。

(インストールフォルダ)/redmine-2.3.1-1/apps/redmine/htdocs/public/themes


上記の場所に設置してredmineを再起動すると、テーマが選択可能になります。
ここでは、A1というテーマを追加しました。
AlternateとClassicが、もとから入っているテーマになります。

あ、そもそもテーマの変更はどこから行なうのかですが、
redmineの画面の最上部から、「管理」>「設定」>「表示」タブ>「テーマ」メニュー
とアクセスします。


テーマ「A1」を指定したところ。OSXじみている!

再起動には、さっきのマネージャを使ってもいいですが
ターミナルから行なうには▼こんな感じ

user$ cd (インストールフォルダ)
user$ ./ctlscript.sh restart
これで、redmineと関連サービスを再起動してくれます。
再起動し、選択可能な状態になってしまえば、あとは指定して保存するだけでテーマが切り替わります。テーマ切り替えのたび再起動が必要ということはありません。

さて、
テーマリストを見ながら、いろいろ入れてみました。

調子に乗った例


Coffee。おしゃれ
Modula-Github。githubのUI風。


Highrise。左メニューがいいなと思ってこれにしました。


「お、このテーマいいなー」とかあさっているときには
当初「OpenAtriumたのしそう」とか思っていたのは頭から消えています。
また試してみたいですね。実用ベースではなく好奇心ベースですが(爆


【プラグイン】

2.3に対応したプラグインはこちらから探せます
http://www.redmine.org/plugins?page=1&v=2.3


気になってたBacklogs。なにげにプラグインリストには載ってないんですね?

http://www.redminebacklogs.net/

対応OSのところをみると……

Oh!!!

OSXないですね!

という訳であっさり断念しました。

(編註:……とか書きながらbacklogsさんのサイトを眺めてたら、スクリーンショットがひととおりOSXですね。断じて臨めば入るということなんでしょう。)

そのほか、Lightboxとかいかにも定番っぽいのがあったんですが、
力つきたのでまた今度〜。


【おまけ:メモリ使用量をみてみる】

なんかredmine起動したらメモリ使用量が云々という話をちょろっと見かけたので、
なんとなくみてみます。よろしくアクティビティモニタさん。

1.
起動したての様子。
使用中メモリ 364.5MB
確保中メモリ 1.58GB

2.
ブラウザを起動。Safariです。
456.9MB / 1.75GB
(あ、あとマネージャアプリケーションも起動してますね)


 3.
Go To Application!
719.9MB / 1.97GB


まあ、このあとブラウザのタブ増やしたりなんだかんだ使ってたら、たいしたことしてなくてもすぐGBオーダーになるんですけど。


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というわけで、BitNamiのお世話になりつつredmine入れてみました。
いやお手軽ですね。

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